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オンラインコーチングという選択肢(2)こんな人に向いている!

これからの時代、オンライン○○が当たり前に

オンライン会議、オンラインライブ、オンラインレッスン、オンライン対談、オンラインツアーにオンライン内見まで。コロナウイルスの感染拡大によって、こんなにも『オンライン○○』が日常のものになるなんて誰が想像できたでしょう。

わたしはもともとIT関係の会社で働いていたことがあり、今でもIT関係の企業とのお仕事をすることが多いのですが、いくら技術が進んだところで、オンライン化のハードルは非常に高いものでした。やっぱり結局は「人」だよとか、ネットには抵抗感があるとか、リテラシー云々とか。

それがなかば強制的にほぼ全世代に向けて『オンライン○○』が広がったのです。今の時代の状況は決して明るいニュースではないけれど、一方でこれを商機と考えられる業態もたくさんあるはずです。消費者側としても、時間効率化に繋がる、スキマ時間にフィットする、不要なコストが除かれて格安で利用できる、人の目を気にしなくて良い、場所を選ばないからこれまで諦めていたものも利用できるなどなどメリットがたくさんあります。

これを活用しない手はないでしょう!

 

パーソナルトレーニング&コーチングのオンライン化

パーソナルトレーナーと言うと、スポーツジムのトレーナーなどをイメージする人が多いと思います。ランニングコーチのパーソナルもありますね。1on1、つきっきりでトレーニングを見てくれる。ヒアリングをもとにメニューが組まれ、アドバイスを受けながらトレーニングを行い、フォームなどを見てもらいながら良いところ・直すべきところなどを指導されながら、叱咤激励されつつパフォーマンスを上げていく。自分のためだけにその時間を提供してもらうわけで、グループレッスンよりもやはり値段は高い。でも、そのぶん、みっちり指導を受けることができる。メニューも、アドバイスも、自分だけに合ったものを受けることができる。

Tomo’s Pitのオンラインコーチングも基本的にはこれと同じです。違うことと言えば・・・

1on1、つきっきりでトレーニングを見てくれる。ヒアリングをもとにメニューが組まれ、アドバイスを受けながらトレーニングを行い、実際にフォームなどを見てもらいながら良いところ・直すべきところなどを指導されながら、叱咤激励されつつパフォーマンスを上げていく。自分のためだけにその時間を提供してもらうわけで、グループレッスンよりもやはり値段は高い。でも、そのぶん、みっちり指導を受けることができる。メニューも、アドバイスも、自分だけに合ったものを受けることができる。

赤字部分くらいです。つきっきりと言えなくもないですが、トレーニング中にそばに立って付いていてくれるわけではありません。日常的な練習姿は見てもらうことができません。自分が練習する時間は自由で、同じ時間をコーチと共有するわけではないので、これまでの対面でのパーソナルよりもグッとお手頃です。後はほぼ同じと言えるでしょう。

ヒアリング、自分だけのメニュー構築、自分だけに向けたアドバイス、自分だけに向けた叱咤激励の言葉。

全てTomo’s Pitのオンラインコーチングで叶います。

ただし、基本的にはオンライン上でコミュニケーションを取り合い、調子や成長は数字やデータでコーチに伝わるというところが、一番のポイントだと思います。

 

Tomo’s Pit オンラインコーチング適合?5ヶ条

あくまで、わたし目線なので、これに限った話ではないですが。1年間オンラインコーチングを受けてみて感じた『こんな人にはオンラインコーチングがぴったりだよ!』と思う項目を挙げてみました。そんなことねーぜ、って思う人もいらっしゃるかと思いますが、あくまで参考に、ね!

(1)自分に甘い人かストイックな人か

つい先日、vol1の記事を読んでくださった方から、Twitterでこんなコメントがありました。

アメリカ在住のトレイルランナーで数々の大会で活躍している藤岡さんです。藤岡さんもオンラインコーチングをしています。これと同じ話を別の方からも聞きました。ランニングコーチの白方 健一さんです。同じように、やる気満々な人をセーブするのが大変だとおっしゃっていました。みなさん、やりすぎてしまうのだと。

これを聞いて、正直なところわたしはびっくりしました(笑)。なぜってわたし自身はその対極にいる(と思っている)けれど、めちゃくちゃオンラインコーチングに合っているタイプだと思うからです。

だって、自分に厳しくって、ストイックで、超マメな人ならもうすでにめっちゃ練習メニューを組んでめっちゃ練習している気がするんです。そこからさらに極めたいとか、新たな視点でのトレーニングを取り入れて自分を磨き上げたいとか言う人だからこそ、お金を払って、オンラインコーチングを依頼するということなのでしょう。わかります。でも、それは既存のタイプ。実体験からわかった、実は、実はこんな人に合っているんだ!と思う人。それは、ズバリこれです。

自分に甘い人。

「今日は疲れたからちゃんと休む日にして、明日は走ろう!」
「あ〜寒い〜布団から出たくない〜・・・(二度寝)ハッ!朝ランするつもりだったのに!」
「よ〜し、今日はLSDだ!20km走るぞ!・・・15km、うん、よく走った!ラーメン食べよ!」
「平日は仕事が忙しいんだから仕方ない、週末にドカンと連チャンで走るぞー!」
「先月は30kmだったけど、レースも近いから今月から月間300kmだ!(故障したっ!)」
「レースにエントリーしたから明日から走るぞ!(翌日)明日から走るぞ!(翌月)明日から走るぞ!(レース直前)ヤバイ、間に合わない、不安!もっと練習しておけばよかった!」

などなど。自分で書いていて思い当たりすぎて辛いです。
オンラインコーチングでは、クライアント個人に向けたその人のためだけの練習メニューや休息メニューが組まれます。月間カレンダーになっていて、日々のメニューが登録されます。どういうトレーニングをどのくらいのペースでどのくらいの距離走るのか、というところまで細かく指定されています。決まっていないことといえば、それを何時にどこでやるか。それは自由に自分で決めることができます。(トラックがいい、平坦な道で、こんな坂で、というアドバイスはあります)

めちゃくちゃ細かくやることが指示されているので、やるしかありません。

基本的にはトレーニングピークス(以下、TP)というサイトへの登録とスポーツウォッチ(GPS付き、TPにデータを同期できる)が必須で、トレーニングを終了してデータをUPすればTPに反映されコーチに伝わります。最近のスポーツウォッチは高性能なので、走った場所、走った時間帯、スピード(途中で歩いた、ダレた、突っ込みすぎなども)はだいたい標準装備にあって、そのほか時計によって心拍数、ピッチ、ストライド、走ったときの気温まで解ることも。対面でのコーチングでは、ふとコーチが見逃したら気付けないことも、逆に全部“まるはだか”なのです。ごまかしが効かないからこそ、自分に甘い人にとっては、やらざるを得ない状況にできるのです。

自分に甘い、この性格をなんとかしてくれる人を求めていたんだ!というあなた。ぴったりです。ただし、自発性には欠けるけど言われたことをやるのが得意、というのも大事です。

ちなみにわたしはストイックと言われることがありますが、それはちょっと違います。好きな時に好きなことをやるんですが(みんなそう)、その距離や時間や場所がたまに常軌を逸することがあるらしいだけで、日常はぐうたら。練習は苦手なのです。でもやると決めたことはトコトンやらないと気が済まない。片付けは得意じゃないけど、片付け始めたら本の高さとか順番にこだわりだす。だからこそ、Tomoコーチの存在がわたしを押し上げてくれるのです。

 

(2)1人で練習できる、他人と戦うことよりも自分と戦うのが好き

ひとつめとちょっと矛盾するかもしれませんが、これはストイックとはまた別の話です。仲間のなかで「どうしても1人だと走る気になれないんだよね〜」という人がいます。それが悪いというわけではなく、それはそれで友人や家族を誘ったりなんかして走れば良いし、ランニングクラブなどが向いているのだと思います。

でも、Tomo’s Pitのオンラインコーチングは、毎回誰かと一緒に練習するのは難しいでしょう。自分用に考えられたメニューをやることになります。指定された距離や時間に満たなければ、目指す目標に対しての練習計画から負荷不足となり、多すぎても負荷超過で故障を招きかねません。1回限りのランニング講習会ではなく長期的なコーチングなので、あらゆることを計算した上でメニューが組まれているわけです。

そうなってくると、友達と走りたい場合は、
「今日のメニューはLSD2時間で、6min/kmペースなんだけど、一緒に走らない?」とか
「今日はトラックでインターバル1000mを3本やるんだけど、ペースはそれぞれで一緒にどう?」とか
そういう誘い方になります。

それでもいいよと言ってくれる人なら一緒に練習できますが、そんな友人を毎日探すのは無理があり、結局は自分1人で練習する時間の方が圧倒的に多いと思った方が良いでしょう。一人で、コツコツ、カレンダーに登録されているメニューをこなす。そして、そこに、コーチはいません。登録されたデータにコメントはくれますが、隣で「いけ!大丈夫!君ならできる!もっといける!」と言ってくれる人はいません。引っ張ってくれるチームメイトも、負けたくない良きライバルも、『オンライン上にはいるけれど』その場にはいない。

わたしはフリーランスで、独り身で、実家も遠いので、基本的に毎日の生活が一人です。ついでに言うと平日に休みを取りやすいこともあって、これまで登山もランニングも一人であることが多かったので、無理なく始められました。でも一人に慣れていると言うだけであって、一人が好きなわけではないと言うめんどくさいヤツなので、3ヶ月もすると友達を誘うようになりました。わたし専用メニューに付き合ってくれる友人の優しいことよ!そうやって、さみしい時や辛い時を乗り越えて継続しています。

ひとつめでいうところのメンタルの弱さは問題ではありません。ふたつめの条件におけるメンタルの強さは必要でしょう。というかそれが普通、そんなに苦ではない、むしろ好き!!みたいな人に向いています!

 

(3)走るための時間を自分である程度自由に調整できる

最近は故障をしたり、仕事が忙しくなったりで、メニューをこなせない日も増えてきたのですが、自分が望む目標を達成するにはコーチが考えてくれたメニューをできるだけ全て1つも欠かさずにやることが一番の近道であることに違いありません。

オンラインコーチングの1年目だった昨年。わたしなかのどこかにある完璧主義精神を発揮して、雨の日も嵐の日も、具合が良くても悪くても、ほぼ全てのメニューを片っ端から熟しました。当然ながら、めっちゃくちゃ速く、強くなりました。

もちろん、心身の調子や仕事、家族の都合などに合わせて柔軟にやっていくのですが、せっかくオンラインコーチングを始めるならば、それなりにスケジュールをしっかり調整するつもりで挑んだ方が良いでしょう。状況に合わせてメニューを変えてくれますが、体調も良く、練習時間もきっちり取れる人こそ、オンラインコーチングのメリットを最大限に受けられるのだと思います。

例えば講習会やチームの集まりならば、慌ててその時間にその場所へ行く、などと行動に移しやすいですが、オンラインコーチングの場合は時間が決められていません。自分で1日のスケジュールの中に組み込み、自分で走り出さなければいけません。

わたしは「朝走ろう」「ダメだ、昼走ろう」「夜仕事が終わってから走ろう」「うわ〜仕事終わらんかった!」みたいなことがよくあります(やっぱ自分に甘い)。何となく気がのらなくて後回しにしてしまったり、仕事が押してしまって時間がなくなったり。23:55に走り出したこともありました(笑)。調整力。今それがなくても、オンラインコーチングを受けることで身に付く能力、とポジティブ変換できるなら、あなたにも向いています!

 

(4)数字や分析がめっちゃくちゃ苦手ではない

Tomo’s PitのオンラインコーチングではTPへの登録が必要です。スポーツウォッチからのデータを同期すると(ランニングアプリでもできるかも)、自動的にフィットネスレベル、調子、疲労度などが計算されます。これはパワートレーニングという理論を活用しています。また、5000mや10kmなどのタイムを測り、それをコーチに登録してもらうと自動的に各メニューのペース設定が算出されるのです(すごい)。この辺りの話は、以下にあるリンクを読んでいただくとして、とにかく数字で管理されることになるので、『数字だらけで目が回って走れない』『算数や数学で赤点とりまくったトラウマで表やグラフを見ただけで吐き気が止まらなくて走れない』『数字なんかに自分のことがわかってたまるか』という人でなければ、あなたにも向いています!


出張版トモズセオリー#16: あなたの閾値はどこですか?
https://rb-rg.jp/blog/28846/

出張版トモズセオリー#17: ペースだよ!全員集合!
https://rb-rg.jp/blog/29849/

本当はかけっこが速いあの子になりたかった episode2 全宇宙からコーチが見てる
https://mag.onyourmark.jp/2020/05/emmanakajima_2/125452

 

(5)明確な目標やなりたい自分像がある

これは、必須条件だと思うのです。もしかするとTomoさんは、そんなことないよと言ってくれるかもしれませんが、わたしは絶対だと感じています。なぜなら、昨年目標を失ってからの迷走状態でコーチを困惑させてしまったからです。

昨年は、「速く走れるようになる」と題して、目標設定もめちゃくちゃ明確でした。コロナ禍で目標をコロコロ変えざるを得なかったけれど、それでも軸は変わっていなかった。どうしても好きになれなかったロードを走るということ。目的はスピードを身につけること。速く走れるようになる、という目標はぶれることなく全うした1年間でした。

たった1年で、と言われるかもしれませんが、ある程度のやり切った感がありました。結局2月以降がんばった成果を試す大会にひとつも出れなかったことによる燃え尽きとモチベーション喪失もありました。ただ、『トレイルランニング や登山で新しい世界を見たいからこそ、一度スピードを身に付けたい』というのがスピードへの挑戦の理由なので、ロードの練習を続けることよりも、昨年1年間の経験を山に転換する方が良いなという結論に至りました。

でも、レースがない。
レースに出るとしても、別に上位に入りたいわけでもない。
目標タイムとかもない。

エマちゃんはどうなりたい?と聞かれても、次の目標がない状態なのです。それで、とりあえず、

身に付けたスピードを維持しつつ、登坂力をつけて強くなる

としました。でもこれって、めちゃくちゃ曖昧じゃないですか?レースでなくてもなんだっていいから、短期的でも長期的でもいいから、定量的な目標がないと練習計画も練習メニューも組みにくいんじゃないかと思うのです。そして、目標がないと自分のなりたい像にどのくらい近づくことができているのか経過も追いにくい。日々の推移から成長曲線は描けるけれど、何が強みで何が弱みだから、ここに届くためには、じゃあ今度はこういうメニューをやってここを伸ばしていこう!みたいなこともできないわけです。

明確な目標はあった方がいい。別にそれがレースでなくてもいい。でもやっぱりレースがわかりやすいですよね。このレースを完走したい、このレースを何時間以内でフィニッシュしたい、このレースで何位以内に入りたい。今年はまだ開催が不透明なので、「○年後までに○○を乾燥できるだけの強さ(あるいはスピード)を身につける」などでもいいのかもしれません。あるいはこの距離を何時間、ここのルートを走破したいといった自己流の挑戦もアリかもしれません。

明確な目標がある!という人には間違いなく向いていると思います!

 

なりたい自分を叶えるために、今だからできること

5ケ条はいかがでしたか?やっぱりランニングクラブの方が向いているかも、という人もいると思います。わたしは自分がオンラインコーチングに向いていると思っています。ただ、学生時代に体育会系の部活経験がない故に、指導される側としてのコミュニケーション、ふるまい、コーチとの距離感、感情の伝え方などがまだまだよくわかっていません。それもまた、成長の一貫なのだと思って、がんばっています。

 

次回は、『わたしがオンラインコーチングを受けて変わったこと』についてお話します。

1件のコメント

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